今回は、私が猫にはまった経緯をお話したいと思います。
これは猫飼いあるあるだと思うのですが、一度猫を飼うとその魅力にとりつかれてしまい、ついついまた他の猫も飼ってしまう率が高いと思っています。(勝手に私がそう思っているだけかもしれませんが)
人によってはその時飼っている猫ちゃんがなくなってからまた他の猫というケースもあるでしょうし、追加で他の猫ちゃんも、というケースもあると思います。
とにかく猫を一度飼うと、また猫を飼いたくという罠がひそんでいるんです。猫って恐ろしいです。
私の実家は私が幼少のころから常に何かの動物を飼っていました。
私も動物が好きだったのでその環境はとてもうれしく、動物と一緒に暮らすのは当たり前のこと。という感覚でした。
いろいろな種類の動物を飼っていて、犬も3回位は飼ったことがありましたが、なぜだか猫だけは飼ってくれませんでした。
でも私は飼ったことはないのになぜか猫が好きで好きでいつか飼いたいと憧れていました。
そんな私に願ってもないチャンスが訪れました。
高校生のころでした。
親類が猫を飼ったのですが事情があって飼い続けることができなくなったので、私に譲ってくれるというのです。
その猫は「チンチラ」という種類の猫でした。
猫に触らせてもらうためにその親類のところに通っていた私は、心底うれしく思ったのを今でも覚えています。
ただし、自分の親は様々な種類の動物を飼っていたのになぜか猫だけは飼ってくれず「猫はダメ」といった発言を聞いたことがあったので、猫を飼うことを拒否される可能性が大きいと踏んで、ある作戦を練りました。
その作戦が「しらないうちに猫がいて気が付いたらなじんでる作戦」です。
こっそり猫を連れて帰って、こっそり自分の部屋で飼って、ちょっとずつ姿を見せて、だんだん情が移ってかわいくなって、しょうがないから飼うことを承諾させるという作戦です。
ちなみに「チンチラ」という猫種は、体は大きいのですが、とにかくおとなしい猫種です。
おとなしくてあばれもしないしほとんど鳴きもしない猫でした。
そのため私の親は数日間は猫の存在に全然気づきませんでした。
作戦は順調にすすみ、満を持して部屋の外にだしてみました。
当然親は猫の姿を見てびっくりして「なんだこれは~!」となりましたが「ちょっとだけ預かった」とやり過ごしました。
そのうち、家のそこらへんやここらへんでくつろいでいる猫に慣れてきた様子で、ちょっとずつ触ったりし始めました。(しめしめ)。
だんだん名前を呼んでくれるようになり、なでていたりする様子をみて、これはイケると思いました。
家の中に猫がいる状態が当然のようになったころ「飼うけどいいよね?」と聞いてみたところ、情が移ってしまったのか「OK」をもらうことができました。
まんまと作戦は成功したのです。自分、なかなかのやり手です。
そこからは実家の親も猫の魅力にはまったようで、猫沼にはまりました。これまで何匹も飼って、今も黒猫ちゃんを飼っています。
ということで初めての猫を飼うことに成功してからは、どっぷりと猫の魅力に取りつかれた私です。
ちなみに今では親も動物の中で猫が一番好きなようです。
一度猫を飼うと沼にはまるという、猫飼いあるあるのお話でした。
次回はちょっと重めのお話で「ペットロス」について書こうと思っているのですが、現在進行中のS様のHPに時間がかかっているため、数日後の更新になりそうです。
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