今回のブログではペットロスについて書いてみたいと思います。
私は実家から独立して一人暮らしを始めてからこれまで、5匹の猫を飼ってきました。
前のブログでも書きましたが、実家で猫を飼ってからはすっかり「ねこ沼」にはまってしまい、猫を飼わずにはいられない体になってしまいました。
もちろん一人暮らしを始めた当初は、お金もなく猫を飼う余裕もありませんでした。
しかしある日、会社の同僚の方に「猫がたくさん産まれたから一匹いらない?」と言われました。私が猫好きなのを知っていたからだと思いますが、その時はペット飼育可能なアパートではなかったため、もちろん断りました。
しかし同僚もあきらめません。「かわいいからとりあえず見においで」と何度も言われて「じゃあ見るだけなら・・・」ということで見に行った瞬間に「この子にします」と反射的に言っていました。
その後はペット可のところに引っ越したり、猫と暮らす幸せをかみしめつつ人生の荒波をくぐりぬけ、時には荒波に流されて岩にたたきつけられたりしながらここまで生きてきました。
ただ、猫の寿命は長くても20年位なので、当然いつまでも一緒にいられるわけではありません。
残念ながらお別れの時が来てしまいます。
これまで見送ってきた猫は3匹です。
なくなる原因はがんだったり腎臓病だったりしましたが、最後の時はつらくて悲しくてどうしようもない気持ちになりました。
私は天国に旅立った猫を火葬してもらう際に、骨を少しだけもらっています。
右の画像はそれを置いているエリアです。
これまでペットロスを3度経験しています。
私は自分の寿命を削って猫にあげても良いと思っている位の猫バカなので、飼っている猫が天国に旅立つ度に、とてつもなくつらいペットロスを味わいます。
猫に限らずペットを飼っている人ならきっと味わっていると思いますが、正直かなりつらいです。
ワンちゃんをなくした知人は「ペットロスがひどかったのでもう飼わない」と言っていましたがその気持ちもすごくわかります。
ペットロス関連のサイト記事などには上記のことが書いてあります。
私見ですが、上の項目の赤文字は少しは効果があると思います。
でも黒文字は自分には効果がありませんでした。
むしろ逆効果でした。(専門家のカウンセリングは受けていませんが自分には明らかに効果がないと思いました)
ではどうすれば一番ペットロスに効果的なのでしょうか。
自分の場合は「時間がたつのを待つ」の一択でした。
何をしても何を考えても正直一ミリも悲しさは薄まらないです。
あくまでも自分はの話で、上記の対処法でペットロスを克服できる方も多くいると思います。
どの猫も、なくなってすぐは写真を見ることすらつらくて無理でしたが、1年位経過すると写真を見ることができるようになりました。
写真が見られるようになったら、少しずつ元気でかわいかった時の写真を見てみます。
そうすると、「自分のところに来てくれてありがとう」とやっと心の整理がつけられるようになります。
毎回こんな感じで受け入れるので、とにかくペットロスの克服にすごく時間がかかります。
ただ、火葬してお線香をあげて、などと必要なことをして、日々の日常生活をおくるということも少しはペットロス対処法になっていたかもしれません。
後は、自分が2匹飼いだったのもペットロスの対処になったかもしれません。
もう1匹がいるので、少しは救われていたと思います。
ということで、若干とりとめのない話になってしまいましたが、私のペットロスの対処方法は「時間がたって悲しみが薄まるのを待つ」というものです。
お盆の時期はお線香をあげて「自分のところに来てくれてありがとう」と毎年お祈りしています。上の画像は今年のお盆でお線香をあげているものです。
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